キャットフード「カークランド」ってどう?原材料や特徴、評判のまとめ!

キャットフード「カークランド」ってどう?原材料や特徴、評判のまとめ!

アメリカの会員制倉庫型スーパーマーケット「コストコ」のプライベートブランド「カークランド」からキャットフードが販売されています。コストコらしく大容量で安く、しかも高品質ということで人気の高いキャットフードです。特に多動飼いしている方には人気です。評判の高いキャットフードですが、低価格なのに高品質のキャットフードというのは本当でしょうか?原材料や成分を徹底解析し愛猫に安心して与えることができるフードかどうか見てみましょう。

「カークランド」とは?

Warehouse storage of retail merchandise shop. Businessman checking inventory in stock room of a manufacturing company on smartphone

「カークランドシグネチャー」とは、全世界に展開している高品質な優良ブランドを低価格で提供している会員制の倉庫型店コストコのプライベートブランドで、ジャンボサイズのキャットフードはその中の一つです。

カークランドは低価格でありながら高品質の商品であることを売りにしています。なぜそんなに安く販売することができるのでしょうか?

カークランドのキャットフードが安い理由

コストコで販売されている商品はほとんどが大変安く売られています。原価率が9割にも上るともいわれています。なぜそんなに安く販売できるのでしょうか?

コストコの運営方法

コストコは会員制の倉庫型スーパーマーケットということで、年会費を4000円ほど払う必要があります。この年会費が利益の半分以上を占めているため、販売利益を得なくてもやっていけているのです。つまり年会費がある分販売価格を抑えて、原価に近い価格で販売しているのです。

ですからカークランドのキャットフードも11.34㎏という大容量でありながら、店舗で購入すると1,800円前後という破格的な安さです。大変コストパフォーマンスが高いので、多動飼いしている方に人気です。

カークランドの特徴

カークランドのキャットフードの最大の特徴は何でしょうか?

それはやはりなんといっても「大容量」であることです。一般的なキャットフードは1キロ~3キロ程度で販売されているため、11.34㎏というのは大容量ですね。

多動飼いしている方や、ブリーダーをしている方、猫の支援活動をしている方が他に大変重宝されています。

しかもただ安いだけのフードではありません。品質も良く、安全性も高いことで人気です。総合栄養食としてバランスもとれており、「総合栄養・米国AAFCO試験適合品」と表記されています。栄養基準を満たしているバランスの良いフードということができます。

カークランドのキャットフードのラインナップ

カークランドのキャットフードは2種類用意されています。

カークランド キャットフード ドライ メンテナンスフォーミュラ

カークランド キャットフード ドライ メンテナンスフォーミュラ

カークランド キャットフード ドライ スーパープレミアム

KIRKLAND(カークランド) シグネチャー スーパープレミアム キャットフード ドライ メンテナンスフォーミュラ

パッケージだけ見ると大変似ているのですが、原材料が異なっています。

「カークランド」の原材料と成分

カークランド キャットフード

では早速「カークランド」のキャットフードの原材料を見ていきたいと思います。今回は2種類を比較して紹介してみたいと思います。

原材料

鶏肉、トウモロコシ、米、コーングルテン、鳥脂肪、塩、ビタミン類、ミネラル類となっています。

成分

粗たんぱく質30%以上、粗脂肪20%以上、粗繊維2%以上、粗灰分5%以下、水分10%以下となっています。

「カークランド」の原材料の詳細

鶏肉

Raw meat

鶏肉が使用されています。肉食度物の猫にとって一番必要な動物性たんぱく源である肉が一番に来ていることは大変すばらしいことです。

しかも使用しているのは鶏肉です。鶏肉は高たんぱくでありながら低脂肪で、嗜好性が高いため猫が喜んで食べる肉です。その他の栄養価も高くビタミンやミネラルも豊富です。骨を作るのに欠かすことができない「リン」や免疫力を高めるサポートをする「セレン」などが豊富に含まれているため、愛猫の健康をサポートしてくれるといえるでしょう。

穀物

Cereal grains , seeds, beans on wooden background.

残念なのは第二原材料です。なんと「トウモロコシ」が使用されています。

肉食動物である猫にとって、イネ科の穀物は消化吸収が苦手な食材なのです。穀物の中でもトウモロコシは特に消化しにくく、アレルギーを起こしやすいものと言われています。そのためたくさん摂取すると消化器官に負担をかけて、消化不良を起こしたり、アレルギーを発症することがあります。下痢やおう吐、皮膚疾患などの症状が見られるかもしれません。

さらに穀物が使用されています。「米」「コーングルテン」です。米は比較的消化吸収がよく良質の炭水化物源といわれてはいるものの、穀物であることには変わりないため、消化器官の弱い猫にとっては負担となってしまいます。

またコーングルテンもつまりは「とうもろこし」です。主にかさ増し目的で使用されています。消化が良くないうえに栄養価も低いため、できれば使用してほしくないですね。

sea salt on wooden background

最後に気になるのが「塩」です。猫にとっても生命維持に「塩分」は欠かせません。しかし塩分の取りすぎは高血圧や腎臓に負担を欠けるため、摂取量に注意が必要です。一般的に猫の場合は食材自体に含まれている塩分だけでも十分といわれています。ですからわざわざ塩を添加しなくてもいいのです。

たしかに塩を加えることで嗜好性を高めることはできますが、からだへの負担もかかるため、できれば使用していない方がいいですね。

スーパープレミアムの原材料

鶏肉、チキンミール、玄米、白米、チキンレバーオイル調味料、フラックスシード、亜硫酸水素ナトリウム、塩化カリウム、ミネラル類、塩化コリン、ビタミン類、チコリールート、タウリンとなっています。

スーパープレミアムの成分

スーパープレミアムの成分は、粗たんぱく質30%以上、粗脂肪20%以上、粗繊維3%以上、粗灰分8.5%以下、水分10%以下

どちらもたんぱく質や脂質が十分摂取できます。高たんぱくの鶏肉を第一原材料に使用しているので、たんぱく質がしっかりとれるのでしょう。

しかしどちらも野菜やくだものが一切使用されていないので、正直栄養バランスに不安は残ります。ビタミンやミネラルは必要な分添加されているので、総合栄養食としては問題ありませんが、プレミアムキャットフードと比べると、品質が劣っているといえますね。

しかしこの低価格の割には、肉をしっかり使用していることなどコスパの良いフードといえるでしょう。

メンテナンスフォーミュラの原材料の詳細

KIRKLAND(カークランド) シグネチャー スーパープレミアム キャットフード ドライ メンテナンスフォーミュラ

こちらも第一原材料は「鶏肉」がきています。どちらも低価格のわりにちゃんと肉を使用しているところは高く評価できます。

しかしスーパープレミアムの場合は第二原材料に「チキンミール」が使用されています。一般的に「ミール」とあると心配される方は少なくありません。

なぜなら多くのキャットフードで使用しているミールの中には、本来なら破棄にするような鶏のとさか、くちばし、足、羽根、血液、足などを乾燥粉砕して使用していることがあるからです。当然こうした部位には栄養がほとんどありませんし,消化にも悪いことは容易に想像できますね。

カークランドの場合も値段が値段だけあるので、もしかしたらこうした部位を使用している可能性はあるでしょう。

続いて「玄米、白米」と穀物が使用されています。

スーパープレミアムではアレルギーを起こしやすいとされている小麦やトウモロコシは使用されていないものの、消化を苦手としている穀物が上位にきているのはやはり気になりますね。

玄米は食物繊維やビタミン、ミネラルといった栄養素が豊富ですし、白米は比較的消化にも良く上質の炭水化物源として使用されています。しかし消化機能が弱い猫の場合は、大量摂取で消化不良を起こすことも考えられます。

次に「チキンレバーオイル調味料」ですが、これは風味をよくして嗜好性を高めるために使用されているのでしょう。しかし新鮮な食材をふんだんに使用していれば、素材そのものの旨味や風味があるため、わざわざ調味料を使用する必要がないのではないでしょうか?

しかし市販のキャットフードによく見られる「動物性油脂」という表記ではどんな動物の油脂を使用しているかわからないため、カークランドではどんなオイルを使用しているか明らかにしているところは高く評価できます。

酸化防止剤

最後に「亜硫酸水素ナトリウム」ですが、これは酸化防止剤の一つです。

合成酸化防止剤で、胃腸を刺激したり、下痢を起こしたり、循環器に障害を起こすことがあるようです。動物実験でも神経炎やアレルギーが出るなどの報告もあります。

もちろんキャットフードに含まれている亜硫酸水素ナトリウムの量も規定量を守っていることとは思いますが、天然由来の安全性の高い酸化防止剤もある中、合成酸化防止剤を使用しているのは残念ですね。

カークランドの注意点

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カークランドのキャットフードの注意点を見ていましょう。

一か月以内に食べきる

キャットフードは肉や油脂を使用しているため、開封後空気に触れることで酸化が始まります。酸化したフードは風味の劣化や品質の劣化によって、食いつきが悪くなったり、食べても消化不良など体調を崩すこともあります。

いくら酸化防止剤が使用されているとはいえ、開封後の品質の劣化は避けられません。ですから開封後は1か月以内に食べきるようにしましょう。

カークランドのキャットフードは11.34㎏の大容量包装となっているので、1,2匹だけ飼っているという方にはあまり向いていないかもしれませんね。

保管方法に注意

カークランドのキャットフードは大容量包装なので、多動飼いしている方に向いているといえるでしょう。

しかしたとえ1か月以内に食べきれるとしても、保管方法には注意しましょう。開封した時から徐々に酸化は始まります。

ですからなるべく空気に触れないように、開封後は密閉できる容器は袋に入れて小分けに保管することで、空気に触れる時間を短くできます。特に湿気の多い時期や夏場などはカビなどにも注意しなければなりません。日が当たらない涼しい場所で保管するようにしましょう。

カークランドのキャットフードのメリット・デメリット

merit&demerit

カークランドのキャットフードについてここまで紹介しましたが、メリットとデメリットを簡単にまとめてみました。

カークランドのキャットフードのメリット

メリットの一つ目はなんといっても「コストパフォーマンスの良さ」でしょう。11.34㎏という大容量でありながら、なんとコストコで購入すれば2,000円程度なのです!近くにコストコのない方は、楽天市場やAmazonでも購入できます。値段は倍くらいになってしまいますが、それでも1キロあたり300~400円程度というコスパの良さです。

たしかに市販のキャットフードの中にも安いものはあります。しかし原材料を見ると第一原材料からずらっと穀物が列挙されている、使用している肉の品質が悪い、添加物だらけなど品質の良くないものばかりです。

その点カークランドのキャットフードは鶏肉をメインに使用しており、しかも「スーパープレミアム」の場合はアレルゲンとなりやすい小麦やトウモロコシも使用していない品質の良さです。

もう一つのメリットは、大容量でコスパもよいため多動飼いしている方におすすめです。

ブリーダーをしている方や保護猫支援をしている方など、猫がたくさんいる場合はそこそこ品質の良いフードがこの値段で購入できるというのはうれしいでしょう。

カークランドのキャットフードのデメリット

ではデメリットにはどんなものがあるでしょうか?

大容量がメリットでもある一方、デメリットともなります。なぜなら保管が面倒だからです。

フードは開封後酸化が始まってしまうため、できれば小分けにして保管することが望ましいとされています。この作業が面倒だと感じている方にとって、大容量のカークランドのキャットフードはデメリットでしょう。また大袋のため保管場所の確保も必要です。

さらに脂質やカロリーが高めとなっています。また白米やトウモロコシなど穀物(炭水化物)は体内で糖質に変わるため肥満に注意しなければなりません。特に避妊去勢手術後の猫や室内飼いで運動不足気味の猫などは太りやすいので気をつけましょう。

「カークランド」の口コミ評判

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ではここからは実際にカークランドのキャットフードを購入した方の口コミ評判を見ていきましょう。

「カークランド」の良い口コミ

良い口コミにはどんなものがあるでしょうか?

「よく食べる」 まずはよく食べてくれるという口コミが多数あります。猫が大好きな鶏肉が第一原材料に使用されていることや、嗜好性を高めるための鳥脂肪、調味料などを使用しているからかもしれませんね。愛猫の食いつきはすべての飼い主さんが抱える悩みの一つなので、食いつきの良さはうれしいですね。

「コストパフォーマンスが高い、品質が良い」 なんといっても安いこと、安いわりに品質が良いという点が人気です。1キロ当たり300~400円程度と、市販の安いキャットフードとほぼ変わらない値段でありながら、鶏肉をメインに使用していること、アレルギーを起こしやすい小麦やトウモロコシを使用していないなど高く評価されています。

「支援物資にもピッタリ」 被災地の猫の支援にために購入したという方も少なくありません。一度の消費量が多いためこれだけの大容量がうれしいようです。

他にも保護センター、猫カフェ、ブリーダーなど多くの猫を飼っている(預かっている)ところで重宝されています。

「カークランド」の悪い口コミ

悪い口コミにはどんなものがあるでしょうか?

「食べてくれない」 食いつきの良さをあげる口コミがある一方、なかなか食べてくれないという声もあります。粒が大きいようで食べにくそうにしているという口コミもありました。11キロという大容量なだけに食べてくれなかったときの処分には困っているようです。

「からだに合わなかった」 中には下痢や皮膚トラブルを起こす猫もいるようです。原材料には穀物も含まれているため穀物などアレルギーのある猫は食べられないかもしれませんね。

「保管に困る、面倒」 コストパフォーマンスは高いのですが、やはり11キロという大容量のため保管に困っているようです。開封後は1か月という保存期間の短さもあるため、乾燥剤を使て小分けにしたり、中には友達と分けているという方もいましたが、分けるのが面倒なようです。小袋の販売を望む声が多数ありました。

まとめ

今回はコストコのプライベートブランド「カークランド」のキャットフードを解析してきました。

カークランドのキャットフードは低価格で品質の良いフードとして人気があります。原材料も、第一原材料にチキンを使用し、スーパープレミアムではアレルゲンであるトウモロコシや小麦を使用しないなどアレルギー対策もされています。

しかし消化のしやすいとはいえ玄米白米といった穀物が使用されていることや、メンテナンスフォーミュラではトウモロコシも使用されているので、消化器官の弱い猫は消化不良を起こすかもしれませんし、アレルギー発症の恐れもあります。

とはいえ全体的に見れば、値段の割には優秀なキャットフードといえるのではないでしょうか?多動飼いしている方、値段重視という方におススメです。しかし一番の問題は保存です。大容量なので1匹2匹しか飼っていないという方には向いていませんし、開封後の酸化を抑えるためにも保存場所や保存方法に工夫が必要です。

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